日々の風景

避難訓練を実施 (2022/04/22)

今回は、緊急事態(地震・火災)を想定した避難訓練を実施しました。生徒教職員を合わせて約1000人が避難することは、人命を預かる学校としては、緊張感をもって、生徒の皆さんの避難する様子を見ていました。

以前勤務していた学校の周辺地域では、大雨により河川が氾濫し、多くの被害が発生しました。そのため地域住民の方の防災に対する意識が高く、学校と合同で避難訓練をしていました。また、避難訓練についても、ブラインド(訓練日を指定しない)で行ったり、けが人役を作り、対応の仕方をみたりと非常に実践的な訓練でした。

生徒の皆さんは、今は、安全に自分自身が避難することを考えればよいのですが、社会に出れば、自分自身だけでなく、周りの人々を安全に避難させることを考えなくてはなりません。専門家によれば、これからの30年以内に巨大地震の起こる可能性は70%であると予想されています。皆さんも防災意識を高く持って、自分のみならず、他人の命も守れる人になって欲しいと思います。

コロナ禍のため、体育館で行う行事は2つの学年までとしています。屋外でしたので、今日は、今年度初めて、全校生徒で集合しました。1学年は、岩国高校の迫力を感じることができたのではないでしょうか。