日々の風景

生徒会チャレンジ目標「ASAP(アサップ)」 (2022/06/23)

「この資料、アサップでお願い」など、ビジネスシーンでよく使われる英語の略語「ASAP」が今年度の生徒会チャレンジ目標です。

「as soon as possible」の頭文字を取った略語で、「できるだけ早く」「可及的速やかに」の意味です。その具体的場面として、「登校」、「学習」、「掃除」と明示しています。

早く取り組むことで、どんないいことがあるのでしょう。

早く取り組むことで生じる「時間のゆとり」は、もう一つ上のことや別のことにチャレンジしてみようという“向上心”だとか、“工夫”につながります。

早く取り組むことで生じる「気持ちのゆとり」があるからこそ、何かに“気が付く”ことができます。急激に変化する社会を生きていく生徒たちにとって、この“気が付く”力って大切だと思います。

仕事には「私の仕事」「他人の仕事」「私の仕事でも他人の仕事でもない仕事」があるといわれています。 何かを頼もうとすると、「これは、私の仕事ではありません」と、自分の仕事の範囲を頑なに守ろうとする人と、「あの人は、よく気が付く人ですね~。そして、気が付いたら、すぐに自分でやってくれるので、とても助かります。」とみんなから頼りにされる人と、みなさんは、どちらの人になりたいですか。

できれば、自分の仕事を早めに終えて、「あっ、それ、気が付いたので、私がやっておきましたよ」と、サラッと言える格好いい大人になりたいものです。

「アサップ(できるだけ早く)」の後が大事。くれぐれも「あさって」に先延ばしにしないようにね。