日々の風景

主権者教育・キャリア教育を実施 (2022/06/21)

6月21日(火)、選挙年齢の引き下げにより、今後、有権者として、また、社会人としての自覚が求められる3年次生は、弁護士の榎津伴哉様(浜崎法律事務所)をお招きして、「成人を迎えるにあたっての注意点」について、お話を伺いました。 これまで、公民や家庭科の授業などで学習してきた事項が、系統的に理解でき、また、テストのための知識が、“自分事”として、生きるための知識になったようです。

同じ時間帯には、2年次生は、進路の手引きを用いて大学入試のしくみを学び、その後、一人一台端末タブレットを用いて、「大学教授の講義を動画で視るという新しい学問研究の形を提供している夢ナビ」への登録を行いました。夏休みには、実際に、大学の講義動画を視聴してレポート作成に取り組みます。

また、1年次生は、7月から翌年1月までの約半年をかけて実施する「キャリアセミナーⅠ」についての説明を受けました。この「キャリアセミナーⅠ」では、金融、IT、医療など、岩国市で活躍されている約14種の分野の方を講師としてお招きして、地域の課題解決を考えていきます。また、他者との話し合い(グループディスカッション)や発表(プレゼンテーション)を通して、思考力・判断力・表現力を養いながら、自分の進路について考えていきます。

教科の学習に加えて、こうした時間を段階的、計画的に設けることにより、生徒は、教科の学習をすることの意味や意義を再確認するとともに、学習へのモチベーションを高める一日になったようです。