日々の風景

紫陽花の 八重咲く如く やつ代にを 

   いませわが背子 見つつ思はむ(橘諸兄) (2022/07/06)

しばらく私たちの目を楽しませてくれた紫陽花の季節が終わりました。考査中の土曜日にちょっと学校に寄ってみると、大根坂であじさいの手入れをしてくださっている地域の方の姿が。「いつもありがとうございます」と声をかけると、「今年もたくさん咲いてくれて、うれしいよ」とのお言葉が返ってきました。

この日は、ほかにも、登校する生徒の邪魔になるからと、大根坂に大きく育った雑草をハサミで切りながら登ってくる先生、「授業中はできないからね~」と、玄関前の雑草を草刈り機で刈っている先生の姿をみかけました。お休みなのに。

みんな、岩国高校と岩高生のことが大好きなんですね。

紫陽花は、上手いタイミングで選定しないと、翌年、花が咲かないといいます。

生徒の皆さんも、自分の将来のために、今を大切にして欲しいですね。

<ちょこっと“探究”>紫陽花について、ちょこっと調べてみたので、クイズ形式で!

①「紫陽花」という漢字は、「長恨歌」を残した唐の詩人が別の花につけた名前に由来。 誰?

②アジサイ属の新種に自分の妻「おタキさん」(Hydrangea otaksa)の名をつけたドイツ人医師は?

③紫陽花。いつの季語?

④花(萼)の色は、植物が紫外線など有害な光から実(身)を守るために蓄えられるある天然色素によるもの。この天然色素は?

⑤アジサイは土壌のpH(酸性度)によって花の色が変わるそうです。アルカリ性の時は?

⑥上記「紫陽花と燕」を描いた江戸時代後期、「「冨嶽三十六景」でも有名な化政文化を代表する浮世絵師とは?

⑦ある地域では、アジサイの葉を意外なことに使っていたとか。生活していく上で必要な「意外なこと」とは?ヒント:私は毎朝必ず1回、気持ちよく。