日々の風景

高3の半数「地元出たい」の? (2022/07/22)

※画像は、7月22日(金)付中国新聞。

7月22日(金)付けの中国新聞に「高3の半数「地元を出たい」」という衝撃的な見出しの記事が掲載されていました。

記事は、市の調査結果として、「岩国市内の高校3年生の半数が、地元を出て暮らしたい」と考えており、その割合も前回調査から増加。その理由は高校生が希望する就職先が少なかったり、地場企業があまり知られていないこと。市は企業の誘致やPRに力を入れるという内容です。

岩国は、そんなに魅力のない街かなぁ?

自然・歴史・産業、交通の利便性とバランスのとれた街だと思うけどなぁ。

希望する就職先がない?

本当は田舎こそ、人で不足なんですよ。それに、情報化社会の進展や産業構造の変化で、地方でもできることがこれから増えていくよ。無ければ、作る!くらいの気概が岩高生には欲しいなぁ。

市もこれから、PRに力を入れていくそうです。この夏休み、「自分の将来の夢を、どこで、誰と叶えていくか」。ふるさとに少し目を向けてみませんか?

以下、以前、聴いた講演の内容の一部を紹介します。

・少子化高齢化というけど、少子化と高齢化は別。地方では高齢化はストップ。高齢者が増え続ける都会は大問題!特に、都会での子育て、介護は大変。

・今は、人生90年時代。退職した後の人生の方が長い。現役時代に、地域とつながる活動をしっかりやって、退職後も役割、役目がある生活ができる人生が幸せな人生。

実際に、ふるさとで活躍する岩高生の先輩方は、同窓会などをきっかけに、同級生や同窓生(先輩・後輩)とつながりながら、地域から何らかの役割をいただきながら、元気に、楽しそうに活躍しておられますよ。

岩高生には、自分の将来の夢に故郷のことを位置付けて(ふるさととどうかかわり続けていくか)、考えて欲しいなぁと思いました。

※写真は、岩国高校同窓会総会(コロナ禍のため、令和元年度以降、コロナ禍のため中止。写真は元年度のもの)