日々の風景

令和4年度情報モラル教室を開催しました (2022/07/07)

KDDI大阪支社から講師をお招きし、1,2年生474名を対象に情報モラル教室を開催しました。

今や大人も子供もスマートフォンを手放せない状況にあります。令和3年度青少年のインターネット利用環境実態調査(内閣府)によると、高校生の98.5%がスマートフォンでインターネット利用しているという調査結果がでています。一方で、スマートフォンの利用に伴い、コミュニティサイト等での被害の増加や個人情報の取扱い、不正請求等の危険などの問題が生じています。              

そのため、生徒の情報モラルの意識を高め、安全に情報を活用するための知識と技能を 身に付けることが重要となってきます。 本日の情報モラル教室では、『トラブルを知ってより良い使い方を知ろう』というテーマで若者や高校生をめぐるネットトラブルの具体例を通して、トラブルを防ぐポイントを教えていただきました。

「困ったプレゼント」というタイトルの動画では、友達からもらったハンドクリームが肌に合わないということでインターネットに出品したことが友達に知られてしまい、悪口やグループ外しにあい、その様子がSNSで拡散され、親友とも喧嘩別れしてしまうという内容でした。動画視聴の後、このことについて、どうやったらトラブルが防げるか周りの友達と話し合う機会がありました。身近な話題なだけに真剣なまなざしで話し合いをしていました。その他にも『ゲーム依存』により学校に行けなくなってしまった話や『危険なアルバイト』では、SNSで知り合った男性が実は犯罪者で会った話など具体的な事例を通して、自分の身を守る方法を教えていただきました。

スマートフォンは正しく使えば、非常に便利で役立つものですが、使い方によっては、危険な目に合うこともあります。正しい知識と確認で安心・安全に賢く使いこなしてください。