日々の風景

７月１８日（月）に（一社）茶道裏千家淡交会岩国支部学校茶道連絡協議会が主催する「学校茶道合同茶会」が、吉香茶室で行われ、本校茶道部が、おいしいお茶とともに、素敵なおもてなしの心を披露してくれました。茶会の様子とともに吉香茶室の素敵な雰囲気を紹介します。

本校茶道部は、現在、１０名で、平素は靏崎朝美先生のご指導のもと、同窓会館で活動しています。

文化祭では、コロナ禍のため、お手前のデモンストレーションと、お茶菓子をお配りすることしかできませんでしたが、今日は、部員が点てた、とてもおいしい抹茶をいただきました。

日頃ご指導していただいている靏崎先生によると、岩国高校の茶道部では、お茶のお手前、礼儀作法だけでなく、その季節折々のお花を話題にするなど、「気づき」を大切にしておられるとのこと。茶会って、作法にのっとって、お茶を楽しむだけでなく、その間のお話も楽しむものなのですね。

会場の吉香茶室は、旧藩主吉川家が本邸を建築した際に、来客をもてなすために設けられた離れで、現在は、市民の茶室として利用されています。建物もお庭もとても素敵な風情でした。

また、学校茶道合同茶会は、市内の茶道部等の生徒等が日頃の活動の成果を発揮する場として開催され、今年で１０年目を迎えるそうです。今回は、岩国高校・岩国総合高校（午前）、岩国商業高校、高森高校、中央幼稚園（午後）が参加して開催されました。

本会をお世話してくださった学校茶道連絡協議会委員長の田中屋宗恵様、枝折眞知子様をはじめとする関係者の皆様、貴重な機会をありがとうございました。