日々の風景

学習支援ボランティアin装港小学校 (2022/07/21)

岩国市立装港小学校が、地元の中学生や高校生を学習支援ボランティアとして招いて行う学習会に、本校生徒が参加しました。(本校生徒のほか、高水高校や東中学校も参加)

3名は、それぞれ、2年生、3年生、6年生の教室で、夏休みの宿題帳に取り組む子供たちの間を回りながら、質問に答えたり、赤ペンをもって丸つけをしてあげたりしていました。

参加の動機を聞くと、「小さい子が好きで、将来学校の先生をめざしている。」「幼稚園か小学校の先生になりたいが、ちゃんと教えられるか確認したかった。」「装港小学校のOBで、このボランティアにぜひ参加したかった。この経験を将来の進路選択に生かしたい。」と、自分の進路選択に生かすことを目的として参加したようです。

小学生は、「緊張したけど、優しく教えてくれた。」「分かりやすく説明してもらった。」と、嬉しそうに学習に取り組んでいました。また、高校生も、「とても楽しい時間で、小学生はかわいい。」「緊張したが楽しかった。」「日頃妹を教えているので、うまく教えることができた。」と満足そうな笑みを浮かべていました。

ボランティア活動などは、生徒が主体的に進路を選択、決定する態度や意志、意欲など培うことのできる貴重な機会です。今後もこのような活動を通して、生徒が自分の将来について、真剣に向き合ってくれることを期待しています。

なお、装港小学校では、『装港寺子屋』として、地域の方々と児童が、フラワーアレンジメントやグランドゴルフ体験、蜂ヶ峯総合公園を歩きながら地域の歴史を学ぶなど、地域交流活動が盛んに行われています。この学習会もその一環として7月21日、22日、25日の3日間開催されたものです。