日々の風景

8月6日、錦帯橋の地で、平和を祈り、平和を願う(2022/08/06)

 岩国ユネスコ協会(岡崎天隆会長(元岩国高校校長))が主催し、文化と歴史と平和の象徴である「錦帯橋」の地から鎮魂と祈りの鐘を鳴らす「平和の鐘を鳴らそう~平和への祈りと願い~」と、それに続いて行われた、錦帯橋を訪れた人たちが気持ちよく散策できるよう環境整備を行う「錦帯橋及び城下町清掃ボランティア」に、岩高生4人(3年2名、1年2名)を含む、たくさんの市内の高校生が参加しました。

 3年生の小島陵太君は、高校生の代表として、5月に本校で行った「動員学徒慰霊の碑 献花の集い」を紹介しながら、「戦争で多くの人の命が奪われた中でも、全国の学生や生徒が戦場へおもむき、命を落としたことは、ひどく残酷で、悲しいことだと改めて実感しました。これからの世界が平和であることを心から願い、今度は今の高校生の僕たちが平和のためにできることをしていきたい。」と平和のメッセージを力強く述べました。

 また、小島君は、記者さんからのインタビューの中で、「中国と台湾の関係に危機感を感じる」、「こうした地域の行事に積極的に参加して、人々とふれあうことで、おもいやりの心が育ち、平和につながっていくのかなぁ」と答えていました。

 まさに、Think globally act locally」ですね。天晴!来年は、もっと、たくさんの岩高生が、この岩国ならではの行事に参加するといいなぁと思いました。

 当日の様子は、8月7日付けの中国新聞で紹介されました。