日々の風景

「理数科自然環境講座」の事前指導を行いました(2022/08/01)

自然環境講座の開催(8月5日(金))に向けて、元岩国高校校長の河口先生をお招きし、事前指導を行いました。自然環境講座では、理数科1年次生が、広瀬分校前の錦川で、水質の汚濁の度合いを判定する調査研究を行います。

最初に河口先生から、この講座の目的について、「身近な川に親しむことで、自然への興味関心を高め、SDGs(持続可能な開発目標)への取組につなげてほしい。」と説明がありました。

次に、水質調査には、「理化学的調査」と「生物学的調査」があり、この講座では、「生物学的調査」を行うということでした。「生物学的調査」とは、水生生物を採取し、生物から水質の汚濁の度合いを判定する調査研究を意味し、水生生物には「きれいなところ」にしか生息しないもの、「汚いところ」にしか生息しないものというように限られた環境のみ生息する「指標生物」というものがいることを教えていただきました。

生徒の中には、「普段は生き物が苦手で素手で触ることはできない。」という者もいますが、5日の開催に向けて、真剣な眼差しで、先生の話を聞いていました。

水質調査を通じて身近な自然に接する事により、環境問題への関心を高めるとともに探究活動の面白さを感じてほしいと考えています。