日々の風景

「末岡結羽輔」参戦!

~第8回水中ロボットフェスティバルin岩国に初出場しました~ (2022/08/28)

ロボット作成計画です!
ロボット試運転うまくいくかな?

 第8回水中ロボットフェスティバルin岩国が、令和4年8月27・28日(土・日)に、岩国海洋環 境試験評価サテライト(IMETS)で開催されました。28日に行われたジュニア部門には大阪から 沖縄まで全18チームが参加し、本校からは理数科1年次生の有志5名が参加しました。

 本大会は海洋プラスチックゴミ問題とその解決をテーマに、ポスター発表とロボットによる競技 が行われ、その総合得点を競い合いました。中でも「水中ロボット協議会」はこの大会のメインイ ベントで、一番の盛り上がりを見せていました。

 本校から参加した生徒は、ロボットの作製は未経験ということもあり、ゼロからの挑戦となりま したが、少ない時間の中でアイデアを出し合い、協力し合いながら自分たちの水中ロボットを作 り上げました。

さあー、いよいよ本番だ!
市長さんの前での発表は緊張しました。

 水中ロボット競技は、水槽の中心部に海洋ゴミに見たてたピンポン玉状の発泡スチロールやゼ リーの空カップ、ペットボトルを浮かべ、対戦方式で5分間内に回収したゴミの総合得点で勝敗を 決めます。

 各校の競技に参加した水中ロボットは、スピード重視型や大量得点を狙う着実型、その両面を 目指した総合型など、個性あふれるもので、メンバーの名前を1文字ずつつなげた岩国高チームのロボット「末岡結羽輔」は、予選リーグ1回戦で岩国工業高の今大会最大級の大きさで大量得点を狙う型の水中ロボット「岩工『魂』」と対戦しました。

 シンプルで軽量、本体先端のアームにカゴを取り付けごみをすくうスピードと確実性を狙う「スピード重視型」の「末岡結羽輔」か、工業高校が有する技術を駆使した「大量得点型」の「岩工『魂』」か、注目の一戦は、「末岡結羽輔」が勝利しました。

 決勝トーナメントへは、予選リーグで、得点数の高いチーム4校が進出できるのですが、岩国高は、残念ながら決勝トーナメントには進めませんでした。

 しかしながら、初出場にしては、十分 に力を発揮できたと思っています。生徒からは、『他校と比べてロボットの作りや形は同じなので、 モーターやバッテリーの質をあげたい。』『次回もぜひ参加したい。』など、早くも来年度に向けて、 意気込みを見せていました。来年度は上位入賞目指して頑張って欲しいです。