日々の風景

ハワイ州立カラニ高校が岩国高校を訪問しました。(2022/11/09)

今年の8月、山口県とハワイ州が姉妹提携を締結したことから、10月31日(月)に米ハワイ州教育委員会委員長のブルース・ボスさんと州立カラニ高校長のミッチェル・オオタニさん、州教育局スペシャリストのジョディ・ナガサコさん、ハワイ・グローバル教育財団の宮原まゆみさんの4名の方が、本校とカラニ高校の姉妹校提携に向けた協議のため本校を訪問し、意見交換と校内の視察をしました。

玄関前では、江崎生徒会長ら5名の生徒が、外国語研究部が作成したウエルカムボードを手にお出迎えをし、ハロウィンの飾りつけをした校長室に御案内しました。

最初に竹村校長から、「両校の交流が、生徒の視野を世界に広げることはもとより、生徒同士だけでなく市民同士のさらなる交流と相互理解につながる」と、期待を述べられ、ボス委員長さんは「地域共生に貢献できる。これからの絆を楽しみにしている」とあいさつをされました。おじいさんが上関町から移住したオオタニ校長先生は、先生の恩師のお父様が岩国高校出身というご縁にもふれながら、「生徒同士の交流を通じ、国際社会の礎をつくることができたら」と話されました。

その後、外国語研究部の豊福佳央さん、山中沙穂さん、升本百珈さんの3人が英語で、岩国市内や岩国高校の概要、授業や日常の学校生活、部活動の様子などスライドを使って紹介をしました。ボス委員長やオオタニ校長からは、「すごく分かりやすかった。パーフェクト。」とお褒めの言葉をいただきました。

学校内の見学では、生徒会長の江崎光賀くんと副会長の藤中歩未さんが英語で御案内をし、1年1組と2年1組では、英語の授業を視察しました。

江崎生徒会長は「英語圏の人たちと話すのは新鮮だった。姉妹校になったら交流だけでなく、部活動で何か競う合うこともいいのではないか。」、藤中副会長は「英語で自分の思いを伝えるのは難しかった。もしハワイの学校と交流するならハワイの生徒に日本や岩国高校の良いところを伝えたい。」と感想を述べていました。

姉妹校提携が実現したならば、生徒には、姉妹校と交流を深めながら、多様な文化に触れ、世界に対する関心と意識を高めて欲しいと思います。

この様子は、KRYやTYS、YAB、アイキャンなどのテレビ局や中国新聞、日刊いわくににも紹介されました。

※カラニ高校訪問については、以下のリンクからKRYのネットニュースを視聴できます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d0c42c2eb9c71610905aeadc4bf55ca3a065ac4a

※画像は、「日刊いわくに」さんから提供していただきました。