日々の風景

第43回全国高校生ホームプロジェクトコンクールで佳作に入賞~母の健康を気遣ったプロジェクトが受賞しました(2023/1/4)

コレステロール値を改善するために運動量を増やしました。
野菜の摂取量を増やすために家庭菜園を始めました。

第43回全国高校生ホームプロジェクトコンクール (全国高等学校家庭クラブ連盟主催)に応募した3年4組の河田真美さんのプロジェクト『母の生活習慣病予防~セカンドステージを健康に迎えるために~』が、佳作に選出されました。

ホームプロジェクトコンクールは、高校生に家庭生活の大切さについて考える機会を持ってほしいとの願いから始まったもので、今年度は、全国47校から792点の応募があり、河田さんのプロジェクトは、最優秀賞1点ほか、優秀賞1点、特別賞5点、FHJ賞1点、佳作3点の11作品の中の1つに選ばれました。


河田さんは、母親の健康診断の結果を見て、コレステロール値の高さに注目し、このままでは、生活習慣病のリスクが高くなると考えました。お母さんには少しでも長く健康でいて欲しいという思いから、日々の暮らし方を見直し、コレステロール値を正常にすることを目標に、このテーマを設定し、親子で取り組んだその成果が評価されたものです。

プロジェクトの発表内容の概要は、「母の健康診断の結果」と「母と私の生活調査」の分析から課題を見出し、活動内容を検討。実践活動として、 (1)コレステロールについて知る (2)運動量を増やす (3)家庭菜園をはじめる (4)野菜の摂取量を増やす、を行い、その後、中間評価を経て、新たな実践活動として、(1)一週間の食事調査の実施 (2)献立作成と調理 (3)ヘルシーおやつ作り、を行うことで、母のコレステロール値が改善したことを研究成果としてまとめたものとなっています。

今回の受賞に対して河田さんは、「家庭科の授業で学んだことを日常生活に生かすことができ、とてもよい機会となりました。先生に指導していただきながら、母と一緒に取り組んだプロジェクトでこのような賞をいただき、嬉しいです。これからも、健康な生活をする工夫を続けていきたいです。」と感想を述べていました。

以下に今回受賞したホームプロジェクトを掲載しますのでご覧になってください。