日々の風景

高校生活への思いを新たに~新入生、岩国高校の歴史を学ぶ~ (2023/04/12)

1年次生が、4月12日(水)の午後に行った「岩国高校の歴史を学ぶ」という校外授業について紹介します。

岩国高等学校の歴史は、1880年に岩国中学を横山上口の養老館跡に設立したことに始まっています。1949年(昭和24年)に川西にあった「山口県立岩国高等女学校」と統合した後、校舎は、「横山校舎」と「川西校舎」として、しばらく使用を継続していましたが、1965年(昭和40年)から1968年(昭和43年)にかけて、現在地である向山に移転しました。

こうした本校の長い歴史と伝統を、肌で感じてもらおうと、入学したばかりの1年次生全員が、川西の女学校跡地を経て、錦帯橋を渡り、現在は吉香公園になっている横山校舎跡地へと巡りました。横山校舎跡では、かつての講堂が横山地区集会所として現存しており、その集会所で、同窓会の藤谷光信様から、著名な卒業生の方々の紹介や藤谷様が通われていた頃の高校生活に関する講話を聴きました。

1年次生は岩国高等学校の歴史を感じることができる史跡を訪れ、これから始まる高校生活への思いを新たにしたことでしょう。

天候に恵まれ、春爛漫の自然を楽しみながら、新たな級友たちとの交流も深まった様子でした。