日々の風景

会場の空気が変わった!

~山口県高等学校等探究学習成果発表大会~ (2023/03/12)

3月12日(日)、山口市の山口県健康づくりセンターで、今年で5回目となる山口県高等学校等探究学習成果発表大会が開催されました。

この大会は、本校をはじめ、山口高校や徳山高校など、山口県内の理数科・探究科設置校6校が一堂に会し、1年間、課題研究の授業などで取り組んだ内容を発表し、その成果を山口大学や山口県立大学の先生方の審査により競うものです。

校内選考を経て出場してきただけあって、どの研究発表も、高度で学究的な内容で、発表後の質疑も活発に行われ、県内高校生のトップクラスの生徒たちの熱量を感じました。

岩国高校からは、この1年間、課題研究に取り組んだ理数科2年生と、来年度取り組む1年生全員が発表の様子を会場で傍聴し、口頭発表、ポスター掲示として、それぞれ2グループが研究発表(下記4研究)を行いました。4つの研究発表は、校内発表会からさらに研究を深め、発表練習を重ねていて、全く別の研究発表と勘違いするくらいの出来栄えとなっていました。

残念ながら、上位4グループに与えられる入賞には、あと一歩(次点)のところで及びませんでしたが、「ニンギョウトビケラの生態」を研究した本校のグループが登場し、発表が始まると、その主題の面白さとわかりやすさから、会場の生徒たちが引き付けられる様子がうかがえ、続いて「受動歩行ロボット」の発表が始まると、迫力あるプレゼンに、会場が一挙に盛り上がる様子を感じ、とても誇らしかったです。

ポスター発表も、多くの人だかりができて、他校の生徒からの質問に笑顔で答える様子がみられました。

理数科2年生の皆さん、お疲れさまでした。1年生の皆さんも、先輩方の発表から多くのことを学び、高いモチベーションで課題研究に臨みましょう。