日々の風景

10月28日の６，７限に体育館で、牛来(ごらい)千鶴先生をお迎えして、～「自分に何ができるか」「いつかやりたい」をカタチに～夢への第一歩セミナーと題し、文化講演会を行いました。牛来先生は、本校の卒業生で、株式会社ソアラサービスの代表取締役社長として、「広島に“あったらいいな”をカタチに」を理念に掲げ、地域の特徴を生かした商品開発や創業支援など、人と企業をつなぎ地域を元気にするプロジェクトを推進されています。

講演では、高校時代から現在に至るまでの話に始まり、『自分への言い訳をせず、できることから始めていく。』『未来を決めるのは自分である。どうせなら人生は楽しいほうがいい。』などこれまでの人生経験から得た貴重なお話を聞かせていただきました。特に本日のメインテーマである『夢を叶えるコツ』については、夢は『大きく』、『具体的に』描き、必ず叶うと『信じる』こと。そして、その夢を人に『伝える』こと、あきらめずに『継続する』ことが大事である、と教えていただきました。

講演後の質疑応答では、複数名の生徒から質問がありました。そのうちの「起業する上で、人脈は必要か？コロナの影響で人とのつながりが薄くなり、これからの時代、どのように人脈を作っていけばよいのか教えて欲しい。」という質問には、「最初のきっかけは、オンライン上であることもあるが、その後は、実際にお会いすることで信頼関係を深めている。ネットもうまく使いながら人脈を広げ、業績の拡大を進めている。」とお話しされ、コミュニケーションツールは変わっても、人とのつながりは大切であることを学びました。

「今は、広島発のブランドを世界中に広げるのが夢」とお話しされた牛来先生の、いつまでも夢に向かって進んでいく姿勢は、生徒たちにとっても大変刺激になったようです。

また、本日は、お忙しい中、同窓会会長の安本政人様、副会長の国清宏様と天羽洋子様にも講演会に御出席いただき、安本会長の謝辞で講演会を締めくくりました。同窓会におかれましては、講師のご紹介など御協力いただきありがとうございました。